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あなたは「生きづらい」と思ったことはありますか?|自己肯定感が低いと思うあなたへ。

目次

「生きづらい」人が70%もいる世の中。

いきづらい

2019年、ビッグローブ株式会社がとある調査を行いました。内容は、20代~50代の男女1,000人に対して、「現在の世の中は生きやすいか」と聞いたもの。
その結果、なんと全体の70%もの人が「生きやすくない」と答えました。なお、20代や50代ではその比率が80%にものぼっています。

こんなに便利で、そして安全な世の中に暮らしているにもかかわらず、世の中の多くの人が「生きづらい、生きやすくない」と答えているこの状況を、あなたはどう感じますか?

「幸せになりたい」と、わたしたちは日々努力して能力をみがいたり他人と関わろうとしたりしています。その努力もむなしく、なぜ私たちはこんなにも「生きやすくない」と毎日を過ごしていかなければならないのでしょうか。

「生きづらい」って、どういうこと?

生きづらいってなに?

そもそも、「生きやすくない」ということをもう少し具体的にすると、
・ 他人にいつも振り回されてしまう
・ いつも損な役回りをしてしまう
・ 自分に自信がない
・ 生きている価値が感じられない
・ ちょっとしたことでメンタルが乱れてしまう
・ ただ「生きていく」ことがとにかく苦しい
といったことになります。


先ほどのデータの通り、「生きやすくない」と感じる若者は非常に多いようですが、これからの将来を担う人たちが、「世の中生きていくのが精いっぱい」とか「生きててもあまり楽しくない、むしろ苦痛」そんなことを抱えてしまうこの国で、私たちはどのくらい将来に期待することができるのでしょうか?

「生きていること」が楽ではない、ということは、おおきな問題です。
人生100年、と言われるようにもなりましたが、その100年の人生を、「生きることが楽しくない」と思いながら過ごすことになるかもしれないからです。

どうして「生きづらい」と感じてしまうのか。

わたしたちの多くが感じている「生きづらい」という感覚。
ここで大事なコトは、「生きづらい」と感じさせているのはあなたの環境でも人間関係でもなく、あなたの脳です。ほかのあらゆる幸福感も含めた感情も、あなたの脳が「この状況はつらい」「この先は不安だ」「この人は怖い人だ」といったことを考えることで、あなたが「ツラい」と感じているということ。

もちろん、命や身体を脅かされる状況ならば今すぐ行動して何とかする必要がありますが、わたしたちが接するほとんどのことは、「ツラい」と感じたとしても見方を変えることで「ツラい」以外のポジティブな面も含まれているものです。

「生きづらい」という感覚も、幸福感もそうですが、わたしたちが作りだしているものにほかなりません。
「アイツのせいで・・・」と思ってしまうこともありますが、それをどうとらえて感じているかは、わたしたちが無意識的に選択していることなのです。

じゃあ、どうすれば「生きづらさ」を解決できるの?

上る、進む。

「生きづらい」という感覚は、わたしたちが生み出しているもの。だからこそ、それを感じないようにすることも、わたしたち自身でできることです。たとえ嫌な人がいても、「不満」を感じるコトが多かったとしても、です。

でも、わたしたちが生きづらさを感じることをやめられないことは、「自己肯定感の低さ」に大きな要因があると考えられます。
自己肯定感とは、平たく言えば「自分のコトをありのままに受け入れられる感覚」のことですが、その感覚がないことで、どんな状況であったとしても「こんな自分はダメだ」「どうせうまくいかない」「良いことなんかない」というネガティブな面ばかりに目を向けてしまうことになります。それが結果として「生きづらい」という漠然とした不幸感を生み出している要因となるのです。

「生きてるだけで100点満点」と思うべき、とまではいいません。ですが、日々のあらゆるネガティブな面、不足している面、他人の悪い面、自分のできない部分や弱みに目を向け続けてしまう思考や、それによって発生してしまう「生きづらい」という感覚を手放すためには、たとえ失敗したり思い通りに行かないことがあったとしても、「それでも自分は素晴らしい」「どうせうまくいく」と考えられるかどうかが、まさに「生きやすい」「幸福だ」と感じるコトができることに大きく関わってくるのです。

でも、自己肯定感ってどうやって上げるの?

楽しい人生へ。

最近、自己肯定感という単語自体を聞く機会は増えてきたと感じます。

ですが、「ありのままの自分でいい」という感覚は、SNSで他人のキラキラした発信を見たり、会社で自分より優れた人を見たときにどうしても弱まってしまいます。他人と自分を比べて「自分なんかダメだ」という感覚になってしまうことはあなたも経験があるのではないでしょうか。

そういった意味で、今のこの世の中は自己肯定感が下がりやすい、と言うこともできます。それでも、先ほどから述べているように「ありのまま、このままの自分でいい」と思えるかどうかは、生きやすいかどうか、そして幸福度に直結してくることです。

その自己肯定感を上げる基本的な考え方は、「ありのままの自分を認める」ということです。それも、とってつけたようなものではなく心の底から「ありのままの自分でいい」と無意識に思うことのできる感覚や考え方のことを指します。

無意識や考え方、感覚を変えることは非常に根気のいる作業です。それでも、地道に、そして長期でコツコツと習慣を続けていくことで自己肯定感は確実に上がっていきます。そして、自己肯定感が上がることで生きづらさを改善することが出来たり、人間関係も改善し、自分のコトを好きになっていくことができます。

あなた自身が変わることだけで、あなたの人生は必ず好転します。そう思って、あなた自身のことも信じることから自己肯定感は上がっていくものです。

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