音楽を聴くことのすばらしさ、あなたはどのくらい知っていますか?
目次
- ○ とっても身近な音楽の存在。
- ○ 音楽が、かわりに感情を表現してくれる
- ○ 作業のおともとしても、やっぱり頼れる音楽。
- ○ 音楽は、言語の境界を越えていろんな人をつなげてくれる。
- ○ 音楽を選ぶことで、自分のモードも切り替えることができる
- ○ うまく使えばこんなに便利な音楽。使わない手はない!
とっても身近な音楽の存在。
音楽は、わたしたちの生活にさまざまな形で隠れています。その魅力は、さまざまなシーンや状況でわたしたちを包み込んでくれ、日常押さえてしまいがちな豊かな感情や思考を引き出してくれることです。
そんな身近な存在である音楽ですが、意識していないうちにいろんな効果をもらっていることがあります。今回はそれぞれの効果について、改めて確認してみましょう。
音楽が、かわりに感情を表現してくれる
音楽は、わたしたちの細かな感情を表現してくれます。時としてわたしたちを苦しめてしまう不安や恐れ、あるいは悲しみや喜び、愛や願いなど、私たちはさまざまな感情を抱えています。忙しい日常の中や社会の中ではこうした感情をまっすぐ表現することは諦めてしまいがちですが、音楽はその感情を言葉では言い表せない形で表現してくれます。そういった音楽に触れることによって日常的に隠されていた感情が顔を出し、感情を受け止め、気持ちをすっきりさせることができるのです。
特に不安、ストレスや緊張を感じた時に自分の気持ちに共感してくれる音楽を聴くことで、心のリフレッシュや癒しを得ることができます。
作業のおともとしても、やっぱり頼れる音楽。
音楽を聴くことによって、思考力や集中力を高めることができます。もちろん、あらゆる音楽がそうというわけではありませんが、特に自然音や歌詞のないクラシック音楽などを勉強や仕事中に音楽を聴くことは、集中力や思考力を支えてくれます。
集中が必要な作業を行うときに限らず、あなた自身をありのままに活かすような創造的な作業を行う際には、音楽が私たちの集中力を高め、いいひらめきにつながることもあるかもしれません。
音楽は、言語の境界を越えていろんな人をつなげてくれる。
共通の音楽を聴くという体験は、言語や文化、社会の壁を越えてたくさんの人をつなげてくれます。
クラシック音楽のコンサートやジャズフェスティバル、音楽グループのライブやイベントなどでは、音楽をその場にいる人で共有することができます。意識することは少ないかもしれませんが、実際にその場で音楽を共有するという体験は、その場の人すべてを一体にしてくれ、人間にとって非常に重要な仲間意識や安心感、所属感が生まれてくるものです。
そして、音そのものは言語が関係なく、あらゆる人が同じ感覚をもつことができるので、音楽は言葉や文化を問わずあらゆる人々を結びつけることができます。すでにつながりのある仲間や家族と一緒に音楽を楽しむことで、いつもとちがう特別な瞬間や思い出を作ることもできるのです。
音楽を選ぶことで、自分のモードも切り替えることができる
音楽をうまく使うことができれば、あなたの生活習慣を整えることもできます。
朝の目覚まし時計からはじまり、ラジオ体操やニュース番組のBGM、夜のヨガなど、わたしたちの日常の習慣は、音楽によってうまくいくかもしれません。音楽を聴くことによって「あ、これをしなくては…」と自然に思って自然と身体が動くことは、一見つらそうな習慣形成に一役買ってくれます。また、仕事までの通勤でパフォーマンスを上げる音楽を聴いたり、プレゼンの前に不安を取り除く音楽を聴いたり、ランニング中や掃除の合間、家でまったりくつろぎたいときも含め、音楽を通じて自分のモードを切り替えることができます。
うまく使えばこんなに便利な音楽。使わない手はない!
ここで紹介した効果の他にも、音楽には様々な力があります。
昔から人々は音楽を作って楽しみ、仲間をつくったり病気を癒すことにさえ使っていましたが、今あなたが聴いている音楽や聴いているタイミングを振り返って、「こんな曲も聴いてみようかな?」「こういうときも聴いてみようかな?」という新たな発見のきっかけになれば幸いです。