いちばん元気になれる音楽の聴き方。
目次
- ○ 音楽、聴いてますか?
- ○ 音楽を聴くと、何が良いの?
- ○ 音楽をイヤホンだけで聴くのはもったいない!ぜひスピーカーも。
- ○ 極めつけは、やはりライブやコンサートの音楽。
- ○ 音楽は、耳で聞くだけじゃもったいない!
音楽、聴いてますか?
便利な現代。
昔は貴族が楽団を呼んでようやく曲を聴くことができるような時代から、いまでは誰でも持ち歩くスマホから自分の好きな曲を好きなように聞くことができるようになりました。
アーティストも日々様々な曲を配信したり、アーティストの数そのものも増えているようです。
そんなこんなで、ますます音楽が身近になっていますが、あなたはどのくらい音楽を聴く習慣がありますか?
この記事では、音楽をどのように聴くことがわたしたちの生活を本当に豊かにしてくれるのか、ご紹介していきます。
音楽を聴くと、何が良いの?
音楽療法というものが現代でも存在するように、音楽には様々な効果があります。
医学が未発達な時代から、音楽は死を間際にする人の苦痛を和らげることに使われたり、今でも医学ではまだ治療の難しい認知症や知的障害の方向けに提供され、特に脳に対して様々な効果をもたらしてくれます。
当然、こういった効果は音楽を日常的に聴いているわたしたちでも実感することがありますよね。音楽を聴くだけで不安から解放されたり、怒りが薄らいだりすることがあるかもしれません。もしかすると、同じ音楽の趣味を持つ人たちとのかかわりが増え、人間関係が豊かになった人もいるかもしれません。
音楽をイヤホンだけで聴くのはもったいない!ぜひスピーカーも。
気軽に聴くことができ、なおかつメリットもたくさんある音楽。
スマホやパソコン、あるいはオーディオ機器からイヤホンを繋ぎ、電車や部屋の中で一人で楽しむ方が多いかもしれませんが、イヤホンやヘッドホンのように直接耳だけで音を聴くのは、ちょっともったいないのです。
音を感覚として受け取るのは耳。というのが当たり前と思うかもしれませんが、実はわたしたちの皮膚も音を感じることができるのです。
音とは空気の振動のことですが、空気を伝って皮膚にも刺激が来るのです。ちなみに、耳で聴くことができる音の範囲よりも、皮膚で感じることのできる音の方が広いのだとか。(ちなみに、イヤホンやヘッドホンでの音楽視聴は、難聴のリスクも高くなるのだとか…。)
ですので、普段イヤホンで音楽を聴く習慣がついている方は、ぜひスピーカーに切り替えて身体全体で聴いてみてください。きっと耳への負担が小さいと感じたり、音楽そのものに対する感じ方も少し変わると思いますよ。
極めつけは、やはりライブやコンサートの音楽。
スマホを使って気軽に音楽を聴けるようになった今では、わざわざアーティストやオーケストラのもとへ足を運ぶことは少なくなってしまったかもしれません。
ですが、先ほど述べた通り音楽は身体全体で感じることができるものです。さらに、ライブやコンサート会場には、同じ趣味を持った仲間が多くいるものだったりしますよね。直接話すことはなくても、「こんな人たちが同じものを好きなのか」という何とも言えない安心感もライブならではの感覚ですよね。
音楽ホールの入場制限や、アーティストの活動も徐々に解放されつつあります。「そういえば最近行ってなかったかも・・・」な方は、ぜひ好きな曲やアーティストを思い出して、ライブに足を運んでみてください。「音を聴く」こと以上の会場の雰囲気やアーティストから発せられるエネルギーをいっぱいに浴びることができますし、普段感じないみずみずしい気持ちや高揚感に満たされる時間を送ることができるはずですよ。
音楽は、耳で聞くだけじゃもったいない!
確かに、手軽で周囲を気にせず音楽を聴けるイヤホンはすばらしいものなのですが、「耳だけ」で聴いたとしても、音楽から得られるものを全て受け取れるわけではありません。健康リスクももちろんありますが、音楽にどっぷり浸ったり感情を大きく動かしたり大きく落ちた気持ちを取り戻したいというときは、思い切ってイヤホンを外して、身体全体で音を感じてみてください。
ライブで直接楽器の音や人の声を浴びるのは理想ではあるのですが、実際に行くのは意外と大変だったりしますよね。でも、イヤホンをスピーカーに切り替えるくらいはきっと気軽にできるはず。
普段イヤホンばっかり・・・。という方こそ、ぜひ試してみてくださいね。