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ネガティブな気持ちを、音楽を使って抜け出してみる。

音楽に囲まれて、幸せに生きる!

目次

ネガティブ感情がつきものの現代社会。

ネガティブ感情ばかりの毎日。

あなたは今日一日、あるいは昨日一日で、どのくらい「ネガティブ」な気持ちを感じましたか?

「全く感じてないよ!」と胸を張ってこの質問に答えられる人はなかなかいないのではないでしょうか。

もちろん、ネガティブな感情がすべて悪いものだと決めつける必要はありません。わたしたちがその瞬間瞬間に抱く感情にいい悪いはなく、全て「正しく」わたしたちの状態を教えてくれるものなのですから。

一方、その「ネガティブ」な気持ちをずっと抱え続けることは、人生にあまりにも大きな悪さをしてしまうのです。

ネガティブもストレスも、「長く」続くことが良くない。

あなたの気持ち、どのくらい無視してきましたか?

ネガティブな気持ちそのものは悪いものではありません。時にわたしたちを成長させる起爆剤になって、「やってやるぞ!」という気持ちになることもあります。他人のネガティブな気持ちを理解することができるのも、やさしい人の特徴です。

一方、長い時間、とても強いネガティブ感情を受け続けることは身体にもよくありません。自律神経の乱れを招いてしまい、不眠や不安症、あるいは精神的な病にかかってしまい、もっともっと長い時間苦しんだりやりたいことも満足にできなくなるかもしれないからです。

さらに、頭の処理能力がおちてしまうことによって目の前の問題が大きく見えてしまったり、それによってさらに大きなストレスを積み重ねてしまうこともあります。

メンタルケア、本当に大事なんですよね。

脳が複雑なように、ストレスの解消も単純にはいかない。

わたしたちが抱えている課題は、本当に複雑。

最近はストレスケアに対する認知も広まったことによって、「ストレスを解消したい」と思う人も増えてきたかもしれません。

世の中にはいろいろなストレス解消の手段があります。たばこや飲酒、性交などは、行き過ぎによるリスクが非常に大きいことはきっとご存知ですよね。

また、仕事に熱心になることや人と話すことのようなとても前向きな解消手段もありますが、仕事もあなたの脳をますます酷使することであったり、人と話すこともいさかいに巻き込まれるリスクも無くはありません。(もちろん、人と関わることは人生においてものすごく大事なことですので、無理に避けるべきというものではないのですが…。)

ストレスを感じる脳にはいろんな部位があります。論理的な思考をする部位、想像力を働かせたり、生物的な生存欲求を感じさせるもの、他者に共感する部位など、現在分かっているだけでも本当にたくさんの役割を脳は持っています。ですから、ストレスやネガティブな感情によってうまく働くことができなくなった脳は、考える力が落ちるだけでなく、あなたの本来の欲求さえも見えなくさせてしまうことにもつながってしまうのです。

「音楽」がどうしてわたしたちの脳に良いのか?

音楽は、人生を本当に豊かにしてくれる。

わたしたちの脳は、高性能なあまりに社会に適合することに特化し、わたしたち自身のネガティブ感情を癒すことの重要性には意外と目が向かなかったりします。

このサイトでは「音楽」を聴くことの意味についてたくさんお伝えしていますが、それはネガティブ感情を癒すことにも大きな意味があります。

ストレスを感じる脳は非常に複雑なものですが、「音楽」は、わたしたちの脳のいろんな部位に作用します。それはもちろん音楽をただ聴いている時にも言えること。論理的に音楽の構造を理解しようとしたり、本能のままに音楽の波にどっぷりつかってネガティブ感情に共感してもらえることも、音楽をただ聴くことによって得られる効果なのです。

つまり、音楽はあなた自身の気持ちに寄り添い、あなたの思考力も引き出してくれる優秀なカウンセラーなのです。

ネガティブ感情のための音楽の聴き方。【①不安、落ち込み】

不安な時の音楽。

さて、ここからは具体的な音楽の効果的な聴き方です。
まずは、このサイトを見て下さっている多くの方が悩んでいるであろう(?)不安という感情について。

不安や落ち込みという感情をもっている時、わたしたちはエネルギーが枯渇しかけている状態。自分や他人に対する期待をうしなったり、明日のことを考える気力すらない、という状況になりがちです。

その状況のあなた自身に対して、「世の中いいことばかりさ!」というテンションの曲を聴いたとしてもついていけないのは想像できますよね。先ほど言ったように、音楽とは共感力の高いカウンセラー。あなたの沈んだ気持ちに寄り添ってくれる、落ち着いた、暗さを含む曲をせっかくなので一つ紹介します。

ところで、感情ケアのために聴く曲は、クラシック曲をおすすめします。というのも、多くの楽器や人の声を使うことによって、複雑な音の重なりが生まれ、それによってより多くの効果を生みだしてくれるからでもあります。もちろん、あなたが「この曲は今の自分に寄り添ってくれる」とかんじるものであれば、ぜひそれを聴いてみてくださいね。

ネガティブ感情のための音楽の聴き方。【②怒り】

怒りによく効く音楽とは

先ほどに続いて、怒りの感情におすすめの曲を一つ紹介します。

怒りの感情にある状態は、エネルギーに満ちた状態ではありますがその方向性を誤ってしまいそうな危ない状態でもあります。アンガーマネジメントという言葉もありますが、怒りという「感情」も、適切に取り扱ってあげることによってあなたに力をくれたりするもので、決して悪いものなどではありません。

怒りを感じている脳に対しては、同じくらいエネルギーに満ちた、荒々しい曲を聴くことを第一歩としておすすめします。ここでは先ほどのようにクラシック曲を紹介していますが、ヘビメタも選択肢に入れてもいいかもしれませんね。(わたしはどうしても頭が痛くなってしまいますが…。)

ネガティブ感情をある程度整えたら、最後はあなたの好きな曲で仕上げを。

あなたの人生、あなたが一番だいじ!

不安にしても怒りにしても、ネガティブ感情をもっている瞬間が好きな人はきっといません。先ほど紹介してきたような曲を使ってまずあなたの気持ちに寄り添ってくれる曲を聴くことが、その瞬間から脱するための一歩となります。

それからもし余裕があるなら、あなたが好きな曲を何でも聞いてみることをおすすめします。

このサイトにはいろいろな音源がありますが、今回はクラシック・ネガティブな感情のための曲として、わたしがお気に入りのものをせっかくなので紹介します。とても静かで優しさに満ちた綺麗な曲です。もし、「特に好きな曲が思い浮かばない」という方はご参考に。

あなたが聴く「音楽」には、ネガティブ感情にもあなたの人生にもおおきな意味がある。

音楽に囲まれて、幸せに生きる!

今回はネガティブ感情にフォーカスした音楽の聴き方をご紹介し、その中でとりわけわたしたちの脳への効果が高い曲の聴き方と曲の例を紹介しました。

音楽というのは、わたしたちが日々酷使している脳の様々な部分にはたらきかけ、共感して寄り添ってくれる他にはない存在です。普段音楽を聴く習慣がない・・・という方こそ、今日の仕事の疲れを一つでも癒してはみませんか?

このサイトではほかにさまざまな音源を用意しています。クラシックだけではありませんので、あなたの好きな曲から選んでみてくださいね。では、今回も最後までお読みくださってありがとうございました。

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